ひまわり

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物欲なき世界

「ミニマリスト」という言葉をよく聞くようになりましたが、

私も根っから「捨てられない」ではなく「捨てちゃう」派。


もともと新しいもの好きでもなく、流行りにも鈍感で、淡々と我が道を行くタイプ。

最近は幸せの本質を考えるようになって、

ますますモノを買うことが減ってきました。

世間の流れの影響ももちろんあるでしょう。




2年前の本ですが、

こんなのを読みました↓




きっと誰もが薄々感じている、「もうモノは要らない」という価値観。

モノは私たちを幸せにはしてくれなかった。

そして更に、「お金」という絶対的に思えていた価値も、実は幸せとイコールではない。



みんなが「だからって、どうすればいいの?」と行先を見失っている中、

キラリと光る新しい生き方、新しい価値観を紹介してくれています。


そして現実的に目を向けざるを得ない、経済のこれからの行方も、

たくさんのデータや最先端を行く人々へのインタビューなどを交えて語られています。




と、そこまではどこか人ごとのように感じながらも「まあそうなっていくんだろうね」と思うんですが、

問題は、じゃあ、今日、私たちはどうするのか?ということ。


価値観をあれこれ語るとき、結局その核になるのは「本当の幸せってなに?」だと思います。

ある程度の生活を保障されれば、それ以上のお金や贅沢は幸せにはつながらない。

でも、今まで富を得ることが幸せだと教えられてきた私たちは、

自分の中の、本当の幸せの軸を見失ってしまっています。


たくさんの人の話やデータを見ながら、「ふんふん」と読み進めていましたが、

最後の最後、あとがきの中で、この本の核であろうと思える衝撃的な言葉を見つけました。

引用です↓

…余暇が十分にある豊かな時代がくると考えたとき、

恐怖心を抱かない国や人はいないだろうと彼は続ける。

なぜなら人々はみな長年にわたって、懸命に努力するようにしつけられてきたのであり、

楽しむようには育てられていないからだ。

特に才能があるわけではない平凡な人間にとって、

暇な時間をどう使うのかは恐ろしい問題になる…



なんとも悲劇的なことに、

私たちは働くのが苦しい、生きるのが苦しいと言いながら、

「頑張らなくても豊かに幸せに生きられるんだよ」と言われるのが怖いのです。

「じゃあ、今まで何のために…」と愕然としてしまう。



もしかしたら、

「もうこれ以上なにもしなくても、充分幸せなんだ」

と、その事実を受け入れられた人から、その瞬間から、幸せを手に入れられるのかもしれません。



私は?どうでしょうね、頭では分かっていても、

心はまだ半信半疑でしょうか(笑)


そういえば、カウンセラースクールの先生が言ってました。

「人間、最後の最後に一番恐怖を感じるのは、「幸せになることへの恐怖」です」と。








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