ひまわり

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「子供の幸せのために!」…それって本当にその子の幸せでしょうか?

自分の子供に不幸になって欲しいと思う親は滅多にいません。

みんな、子供に幸せになって欲しいと思ってる。


ご飯を作って食べさせるのも、

毎朝幼稚園に行かせるのも、

お友達とのやりとりを気にするのも、

将来のために習い事をさせるのも、


こんなに一生懸命になるのは、

その子の幸せを願っているからですよね。

問題なくちゃんと育って欲しいから。



お母さんのその心をよーく見てみると、

母としてのプレッシャーとか、責任とか、不安とか、見栄とか、

そういうものも見え隠れするわけですが、


それでも「この子の幸せのために」っていう思いはきっと大きいはず。




でも、「幸せ」ってなんでしょうね?

元気で楽しく暮らせたらそれでいい!

…と言いたいところですが、


親の本音としては、

実際はそれだけじゃ困りますよね。




ちゃんと仕事ができる大人になること、

人と問題なく関りをもてること、

できればそれなりの生活水準であってほしいし、

何か得意なことをがんばって、認められるようになったらいい、

人に優しくできる子であってほしい、

地道に努力できる子であってほしい、

常識的な大人になって欲しい、、、



そのために、小さい頃は身の回りの事とか、ご飯の食べ方とか、

「ごめんなさい」「ありがとう」をいわせたりとか、そういうことをがんばるし、


ちょっと大きくなったら、

忘れ物をしないように、宿題をちゃんとするように、

習い事をがんばるように、100点を取るように、ってがんばらせるわけです。


中高生以上になってくると、

「いい大学に」とか、「ちゃんとした仕事を…」とか、

「結婚相手は…」とか、

そういうことにまで口を出したくなるのでしょうね。




そういことの全てが、

「この子の将来のために」だと思います。


何の悪気もないし、

ガミガミ言わなくて済むならその方がいい。

こっちだっていつも怒っていたいわけじゃない。



でも、

子供は言うことを聞きません。

言う通りにはしてくれません。

「こんなことで大丈夫かしら?」って心配になります。

つい他の子と比べて焦ったりもします。


「あんまり言いすぎない方がいいのかな…」

「でも、ちゃんとできないまま大きくなっても困るし…」


そんな葛藤って、どのお母さんもきっとあるんじゃないでしょうか。





確かに、人として必要な躾もあるかもしれません。

生活習慣やマナーは大事です。


だから、なんでもかんでもやりたい放題させるべきとは思いません。



が、

子供の育て方で悩んでしまうとき、

自分でもどうしようもないほどイライラして厳しくしてしまうとき、


一度冷静に考えてみるといいかもしれません。

「幸せってなんだろう?」ってことを。



誰とも関りを持てずに孤独に生きることはきっと不幸でしょう。

警察のお世話になるようなことも、間違いなく避けたいことでしょう。

体を壊してしまって、元気に過ごせないのもつらいことですよね。やっぱり健康は大事です。



じゃあ、

がんばって勉強していい大学に入ることは?

一芸に秀でることは?

みんなと同じように平均的な人間になることは?

結婚して子供を授かることは?



どれも確かに素敵で、そして安全な生き方です。


ただ、それが幸せと言えるのは、「本人が望んでやっていれば」の話。



死ぬ気で受験勉強して、東大に入って、でも鬱になってしまう人もいます。

スポーツや芸術に打ち込んで、でも結局苦しいだけの青春時代だった…と振り返る人もいます。

ただただ目立たないように、みんなと同じようにやってきて、大人になってから自分のやりたいことが分からなくて虚しくなってしまう人もいます。

結婚して子供を産んだとしても、毎日辛くて結局離婚してしまう人も山ほどいます。



何だかイヤなことを言ってますが、

例え一般に良しとされることをしていても、

本人が望んでいないこと、仕方なくやっていること、強制されてやっていることは、

全然幸せとは言えないんですね。



そして、何が幸せかって、人それぞれ本当に違います。

性格や体質や好みが違うように、みんな「自分なりの幸せ」があります。


例え親だとしても、

子供の幸せを勝手に決めることはできないし、

本人じゃなければ何が幸せかなんてわからないんです。


それに気づかずに、親の価値観で「この子の幸せのために」って色々言ったりやらせたりすると、

うまくいかないことが多いです。

たまたま親子で似たタイプならうまくいくこともありますけどね。

3歳から親の影響で音楽をやっていてプロになったとか、

スポーツ界でサラブレッドと言われるような人とか、

そういうのは、たまたまその子に合ってたから上手くいっただけだと思います。


どんなに親が素晴らしくて、一生懸命教えても、

その子に興味がなければ必ずどこかでズレが出てきます。

「期待に応える」という目的で頑張ってきて、いずれ燃え尽きてしまうとか、そういうこともあります。



何が幸せなのか。

それは親が子供に教えてあげられるものではありません。


「あなたにとっての幸せってなあに?」って、

親が教えてもらうんです。


そして、

子供が望むその幸せを、応援する。


そんなこと言ってたら、どんな大人になってしまうんだろう?って

不安になりますか?


でも、大丈夫です。

人はみんな、生まれながらに素敵な存在です。

「生まれつき悪い人間」なんていません。

誰でも、愛情のある、暖かい関係を望んでいます。

人の笑顔が見たいと思っています。


そのことをぜひ、信じて欲しいと思います。



あとはもう、それぞれの個性でいいじゃないですか。

ちょっとのんびり屋さんでも、やんちゃ坊主でも、土いじりばっかりでも、

昆虫オタクでも、フリフリピンクのパーコでも、飽きっぽくても甘えっこでも。


どんなにくだらないと思うようなことも、あのキラキラした目が、今のその子の幸せを語ってます。




「この子はどんな幸せを見つけていくんだろう?」

それを楽しみに見ていられるようになると、子育てはグッと楽になりますよ^^












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